100万ドルの五稜星(みちしるべ)の伊織や紅葉、坊主の鬼丸とは誰?原作・YAIBAからの登場も!

映画『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』を観ていて、剣道大会やら武闘シーンに急に出てきた強キャラたち――伊織に紅葉、そして坊主頭の鬼丸猛。「コナンにこんなキャラいたっけ?」、誰なの?となった方もいらっしゃったんじゃないでしょうか?

実は彼ら、ただの新キャラじゃなくて…コナン原作や青山剛昌ワールドの“別の顔”を持っている人物たちなんです。今回はその正体について調べてみたので、ちょっと振り返ってみましょうか♪

この記事は犯人情報やネタバレ、あらすじを含みます。映画を未視聴の方は特にご注意ください

目次

伊織と紅葉って何者?平次との関係

今回の映画『100万ドルの五稜星』を観て、「この伊織って誰?紅葉ってどんな子?」と思った方も多いのでは?

まずは大岡紅葉(おおおか もみじ)。彼女は大阪の大金持ち・大岡家のお嬢様で、平次に”婚約者”と一方的に名乗っている強気なキャラ。実際のところ、平次とは幼少期に結婚の約束をした(と彼女が思っている)だけで、平次自身は否定的。

でも和葉との関係に割って入るキャラして、物語にいい感じのスパイスを加えてくれる存在です。

そして伊織無我(いおり むが)。紅葉の専属執事で、見た目も振る舞いも超一流。常に冷静沈着ですが、実はかなりの武闘派。元公安警察という設定なんですって。でも、うううん、気の回し方とか、そつなくやっているように見えるんですけど、でも、的は思いっきりはずしまくっていたように思うんです。今回の100万ドルの中だけの設定や演出なのか、いつもそうなのか、別の登場シーンも確認してみたくなるほどのボケっぷりと感じたんですよね。でも、これが、紅葉さんの一般人離れした感覚と妙にうまく折り合うものですから、みていてその外しっぷりが、逆に心地よく感じられたりもしますよね。

この2人、TVシリーズでも時々登場していて、紅葉が平次への想いを募らせる一方で、伊織はそれを見守りつつ、ときに絶妙なアシストをするという名コンビ。今回の映画でもそのやりとりが垣間見えて、コナン映画特有の面白~い感覚で場面を和ませてますね(笑)。

沖田&鬼丸の剣道大会設定、YAIBA出身キャラまとめ

今回の100万ドルのみちしるべは剣による武闘シーンが多用され、沖田総司鬼丸猛といった別アニメの武闘キャラがここでも活躍したのが特徴的でした。2人とも(?)今回の北海道の剣道大会に登場する剣士ですが、実は彼ら、『名探偵コナン』ではなく、青山剛昌先生作の別のアニメ『YAIBA』からの“輸入キャラ”なんです!

沖田総司(おきた そうじ)は、京都の高校生剣士で、剣の達人。ルックスも実力も兼ね備えたイケメン剣士で、実は平次のライバル的存在。今回の映画では、軽口を叩きながらも確かな剣技で存在感を放っていました。

キッドが変装した沖田君が100万ドルの五稜星に登場して、どすえどすえの連発で、コナンや平次にうざがられていましたが、本物の沖田君は京都の出身だったんですね

鬼丸猛(おにまる たけし)は、圧倒的な実力を持つ剣士で、外見は完全に強敵キャラ。『YAIBA』では主人公の完全な敵ポジションで登場し、そのままのキャラ性でコナンに参戦。「勝つためなら手段を選ばない」というスタンスが原作でも圧倒的な強さを引き出していますが、映画の中でもその強さは際立っているという設定でした。

コナンが沖田に「あれ誰?」「さあ?」と笑顔のやりとりがありましたが、YAIBAは別のマンガであったために知らないという風に描かれていました。

YAIBA出身キャラは他にもいくつか登場していますが、ここまで本格的にストーリーに絡むのはレア。剣道大会という舞台が、まさにこの2人の魅力を最大限に引き出してくれた感じでした。

鬼丸が土方歳三に似ているのは伏線?

映画を観た後、「鬼丸と土方って見ため違うけど、どこか似たとこない?」って思った方、鋭いです!

鬼丸猛と土方歳三の声を担当していたのは、どちらも津田健次郎さん。声が同じというだけでなく、2人の“剣”に対する思想が対照的で、「これは制作側の狙いなのでは?」と思わせる設定のように感じます。

鬼丸は、「勝つためには何でもする」という冷酷なまでの実力主義。 一方、土方は「気構えさえあれば(今所有する刀の代わりの)刀はいらない」と語った、精神性重視の剣士。

この対比、まるで“闇と光”のような構図で、どちらも剣を極めし者だからこその説得力。。。とでもいえるでしょうか。何か共通したものをそこはかとなく感じたり済ます。しかも同じ声という演出……これはたぶん、狙って作られた設定なのかなと思っています。

YAIBAやまじ快キャラが続々参戦するワケ

劇場版コナンは、“まじ快”や“YAIBA”など、青山先生の他作品からのキャラがどんどん出てきますよね。

その理由は?と考えてみるに、まず原作の世界観がやはり似ているのかな?とおもったりします。快斗と新一はそもそもそっくりで、“まじっく快斗”でも工藤新一が出てきたりしますし、コナンの世界にYAIBAキャラが登場するのも、個人的には全く違和感なく受け入れられます。

青山先生の作品で輸入が起こったときに良いなと思うのは、それぞれのキャラが強烈に立ってる!紅葉や伊織、沖田や鬼丸のように、一瞬で印象に残るキャラが多いのが“他作品キャラ”の魅力で、輸入することで何かとても面白く感じられるんですよね。特に今回のように舞台が剣道大会であれば、剣豪キャラの見せ場は作りやすいですよね。

映画全体の流れをつかむなら、こちらをどうぞ

まとめ|“他作品キャラ”の共演が物語を広げる!

・紅葉と伊織は平次を中心に物語に深く関わる名コンビ! ・沖田と鬼丸はYAIBAからの逆輸入キャラで、剣道大会で存在感抜群! ・鬼丸と土方歳三の思想と声優が共通で、対比が奥深い! ・YAIBA・まじ快キャラの登場が、劇場版コナンをよりスケールアップ!

――実はこういう“世界をまたいだキャラ同士の共演”があるから、コナン映画ってやめられないんですよね〜!

今日も最後までご覧いただいてありがとうございます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

コメントに日本語が含まれない場合は表示できません(スパム対策)

目次