今回の劇場版コナン、めちゃくちゃ面白かったんですけど……観終わったあと、ちょっとだけ気になったことがあったんですよね。
「小五郎さんの声、なんか違くない?」「あれ、青子ってこんな声だったっけ?」みたいな“声”の違和感
で、気になって調べてみました!特に先週放送された『14番目の標的』と見比べると、「あ、小五郎の声優さん変わってる!」って一発で気づく人、結構いると思います。
この記事では、そんな“声の違和感”の正体をママ目線でチェックしつつ、今回の映画をさらに深く楽しめるポイントをまとめてみました♪
小五郎の声が代わった?声優変更?
今回の映画『100万ドルの五稜星』を観て、「あれ、小五郎の声、なんか違う?」って感じた方、意外と多かったんじゃないでしょうか?
実はこの違和感、先週の金曜ロードショー『14番目の標的』を観た人ほど、特に強く感じたはず。というのも、あちらでは小五郎の声を演じていたのは、神谷明さん。あの頃の小五郎さんは、ちょっと軽妙でどこか三枚目なキャラが立ってましたよね。
でも現在の小五郎役は、小山力也さん。ちょっと重厚で、渋みのある声質が特徴。今回の映画では、コメディ要素がほぼ無かったせいもあって、「えっ、小五郎ってこんなに真面目だった?」ってなっちゃった人も多いかもしれません。
しかも小山さんって、あの伝説の海外ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』で、ジャック・バウアーの日本語吹き替えを担当されていた方なんですよ〜!あの「今すぐ電話を取れ!これは国家の一大事なんだ!」みたいなセリフを、息もつかせぬテンションでやり抜いたプロフェッショナル。
そんな小山さんが演じると、小五郎の「うっかり探偵感」はかなり引っ込んで、バリバリ現役感あふれる“本気探偵”になっちゃうのも納得(笑)
でも今回のその雰囲気は、きっと演出やシナリオの方向性の違いなんでしょうね。神谷さんの声に慣れ親しんだ世代には、「ああ、神谷さんの小五郎、懐かしいなあ…」って、先週の14番目の…の時には、ちょっと感傷的になっちゃった方もいらっしゃったかもしれませんね
小五郎の声優比較表
映画タイトル | 声優 | 備考 |
---|---|---|
14番目の標的 | 神谷明 | 軽妙でコミカルな演技が魅力 |
100万ドルの五稜星 | 小山力也 | 渋くて重厚、シリアス寄りの印象 |
ゲスト声優
今回の劇場版、声優陣が豪華ですよね~
まず注目なのが、北海道警の川添善久巡査部長を演じた大泉洋さん!北海道出身ってことで、舞台にピッタリのキャスティング。本人もノリノリで演じてる感があって、シリアスなシーンでもどこかクスッとさせられました。
そして、もう一人忘れちゃいけないのが、黒狐の正体・福城良衛役の菅生隆之さん。ベテランの重みがしっかり出ていて、物語の核心に迫る存在感をビシッと決めてくれました。
さらに、YAIBAファン歓喜の登場キャラ・鬼丸猛役に津田健次郎さん。この人選も渋すぎて反則級(笑)。あの声で「勝つためには何でもする」という狂気じみた強さが、ゾクゾクっと伝わってきました。
実はこの津田さん、同じ映画の中で土方歳三の声も担当されていて、「思想的に2人はつながってるのでは?」とか考えることもできそうですよね。鬼丸の「実力至上主義」と、土方の「気構えがあれば代わりの刀はいらない」という覚悟の対比が、同じ声で語られることで、まるで“光と影”のような構図に見えてくるんです。
このシーン、もう一度見返してみて!って言いたくなっちゃう、絶妙なキャスティングでした♡
劇場版コナンって、毎回ゲスト声優が話題になりますが、今回は実力派揃いの安定感。聞いていて違和感ゼロ、むしろ「この人選、大正解!」って言いたくなるキャストでした。
青子の声が違う?過去の作品との違いをチェック
中森青子ちゃん、今回が劇場版初登場だったんですが……「あれ、声ちがくない?」って思った方、するどいです。
実は『まじっく快斗1412』ではM・A・Oさんが声を担当していて、今回の映画でもそのままM・A・Oさんが続投。でも、2010年の『まじっく快斗』やそれ以前のOVA版などでは、別の声優さんが担当されてたんですよね。
だから、「昔の印象となんか違う…」と感じた人もいるかも。でも今回のM・A・Oさんボイスは、元気でちょっとツンデレな青子のイメージにぴったり。快斗との掛け合いも自然で、今後の劇場版登場にも期待しちゃいます!
ちなみに、青子が「バ快斗」って書いた着信表示、あれはファンにはたまらん小ネタでしたね(笑)。
「そもそもこの人たちって誰?」と思った方へ、原作『YAIBA』との関係も含めてこちらにまとめてます♪

『100万ドルの五稜星』キャスト声優一覧表
キャラクター | 声優 | キャラクター紹介 |
江戸川コナン | 高山みなみ | 本作の主人公。正体は高校生探偵・工藤新一。 |
工藤新一 | 山口勝平 | コナンの本来の姿。推理力抜群の高校生。 |
毛利蘭 | 山崎和佳奈 | 新一の幼なじみで恋人。空手の達人。 |
毛利小五郎 | 小山力也 | 蘭の父で探偵。今回の事件ではシリアスな場面も多かった。 |
服部平次 | 堀川りょう | 西の高校生探偵。今回も鋭い推理で活躍。 |
遠山和葉 | 宮村優子 | 平次の幼なじみで恋人。元気いっぱいな女の子。 |
京極真 | 檜山修之 | 園子の恋人で空手の達人。 |
鈴木園子 | 松井菜桜子 | 蘭の親友で鈴木財閥のお嬢様。 |
目暮警部 | 茶風林 | 警視庁捜査一課のベテラン警部。 |
高木刑事 | 高木渉 | 捜査一課の若手刑事。佐藤刑事といい関係。 |
佐藤刑事 | 湯屋敦子 | 捜査一課の敏腕刑事。高木刑事とコンビ。 |
阿笠博士 | 緒方賢一 | 発明家でコナンの理解者。少年探偵団のサポート役。 |
灰原哀 | 林原めぐみ | 元黒ずくめの組織の一員。現在はコナンたちと行動を共にしている。 |
怪盗キッド/黒羽快斗 | 山口勝平 | 神出鬼没の怪盗。正体は高校生・黒羽快斗。 |
中森青子 | M・A・O | 快斗の幼なじみ。気が強くツンデレ気質。 |
鬼丸猛 | 津田健次郎 | 武闘派で実力至上主義の剣士。 |
土方歳三 | 津田健次郎 | 新選組副長。鬼丸と対照的な思想を持つ人物。 |
福城良衛 | 菅生隆之 | 黒狐の正体。物語の核心を担うキーパーソン。 |
川添善久 | 大泉洋 | 北海道警の巡査部長。軽妙な口調が特徴。 |
福城聖 | 花澤香菜 | 良衛の孫で、刀を巡る事件に深く関わる人物。 |
福城良三 | 神谷浩史 | 聖の父で、事件に巻き込まれていく。 |
福城輝仁 | 梶裕貴 | 良三の弟。感情をあまり表に出さない性格。 |
今回の映画で感じたのは、やっぱり声優陣の力ってすごいな〜ってこと。
いつものコナンメンバーに加えて、キッド・平次・和葉・紅葉・伊織・沖田総司などなど、濃すぎるキャラが大集合。その中で誰一人として「浮いてる」って感じがないのが、さすが長年のキャリアとチームワーク。
そして、セリフの“間”や“呼吸”が絶妙。これってアニメの魅力を何倍にもしてくれる要素なんですよね。とくに紅葉のセリフまわしと伊織の返しとか、まるで舞台を観てるみたいで、思わず拍手したくなっちゃいました。
声優って、キャラの“魂”を吹き込む仕事なんだなぁって、改めて思わせてくれた映画でした。
まとめ|声ってこんなに作品の印象を変えるんだね
・小五郎の声が違うと感じたのは、14番目の標的での神谷明さんとの違いを感じた人が多かったから
・ゲスト声優に大泉洋さん、津田健次郎さん、菅生隆之さんなど豪華キャストが勢揃い
・中森青子の声はM・A・Oさんが担当!過去作との違いに気づいた人も多かったはず
・レギュラーメンバーの安定感と、キャラごとの“呼吸”の妙が世界観を支えていた
――ママ的には、小五郎さんの「ズレたおとぼけ」と、「ドヤ顔推理」がまた見たくなっちゃったな〜!
次はどんなゲスト声優が来てくれるんだろう?それも楽しみで仕方ありません♪
今日も最後までご覧いただいて、ありがとうございます。
映画全体の流れや犯人について整理したい方には、相関図&解説まとめの記事もオススメです。

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