リブート、それは、やり直しみたいな意味らしいんだけど、このドラマ見てると、いったい何人がやり直ししてるんだろ?あのひとも、この人もやり直し?って正直わけわからなくなってきます。きっと、巨悪の全容がわかるまで、謎多きまま展開していくんだと思うんだけど、今感じる疑問や推察を書き留めながら、何とか話の流れについていきたいと思います。
1話 至愛

ゴーシックスコーポレーション合六亘とつながりのある公認会計士幸後一香が鶏小屋で丸裸、両手を後ろ手に縛りあげられた義堂歩のもとに現れた。
その時の彼女の態度、思い出せるかしら。
倒れる儀堂歩を足で転がし、その生死を確かめる様は、善人には思えない。
後に、シュークリームを頬張る人間味ある彼女とは別人。
どっちが本当の一香なのか。
このとき、儀堂との間でわずかに交わされた会話。
儀堂「決めた、リブートだ。今更、裏切るなよ。裏切ったら妹をブチ…」彼女は、縛り上げられた儀堂の手をほどいてやったにもかかわらず、儀堂は起き上がるなり一香のボディチェック。
この状態が成り立つのはどんなケース?って思いをめぐらせるんだけど、少なくとも、この儀堂と一香は互いに信頼し合える状況にはなく、且つ儀堂は追い詰められている。
儀堂はその状況を脱するために、「リブート」を使い、一香はそのリブートを実行するためのノウハウを持っている。
このドラマ、複雑に面白すぎて、ママレベルでは一度や二度見返したところでは謎だらけ。
この第一話のエンディング近くで、一香はじめ、早瀬陸がリブートした儀堂に10億円不明の疑いがかけられていたわね。
一香は行方知れずとなった儀堂(早瀬陸)を合六の前に引きずり出すことで、自分の身を守ろうとしたの?
一香にとって、ある面ではこの儀堂に死なれては困る存在なのかしら。
事実かどうかは別として、一香は10億円の責任を儀堂に負わせようとしていたようにおもえる。
本物の儀堂は殺されてしまったが、それは、一香にとっては困った事態。
これらの状況から普通に考えられるのは、一香が10億強奪の犯人で、儀堂にその罪をかぶせようと画策したという線。
儀堂は今更裏切るなと一香に言っていたところを見ると、10億は二人の間で分けられていた?
儀堂と一香の間では、儀堂が単独で10億強奪を行ったと見せかけることで合意ができていたということなの?
当然、儀堂は合六サイドから追い詰められる。
その結果があの鶏小屋。何かの事情でまだ生かされてはいたが、もう時間の問題という感じで描かれていたように思う。
儀堂にとって残された道は、リブートしかなかったのよね。
でもね、これは10億円の行方に儀堂や一香が関与していた場合の話で、かつドラマ的には一番あり得ないパターンよね。
10億に関与はしていないものの、一香や誰かに危険が及ばないようにするために、敢えて儀堂が10億円の行方に関与しているように見せかけたとか、その他にも、警察内部に儀堂や合六の動きに通じているものがいるかもしれないとか、まだまだ全然見えてこない要素がたくさんあるの。
因みに、ここまでの鶏小屋の話は、6か月前の話。
この第1話を何度か見ると、6か月という言葉がちょっと気にかかる。
儀堂が殺され、早瀬陸が儀堂に成りすまして刑事として復職するまでに要した時間が6か月。
あの鶏小屋の切羽詰まった状況で、「決めた、リブートだ」って叫んでいた雰囲気からすると、あの時、つまり現在から遡ること6か月ほど前に、誰かが誰かにリブートしてるということなんじゃないかしら。
もしかしたら、殺された儀堂は実はニセの儀堂かもしれない。
或いは、同時に、本物の儀堂は別の誰かに既に成りすましているのかもしれない。
現在として描かれた冒頭は、ハヤセ洋菓子店で店主の早瀬陸が幸せそうにケーキ屋を営んでいる姿。
でも、その2年半前には、妻の早瀬夏海は家族の前から姿を消してしまっているのよね。
一香が早瀬陸にリブートとする決心を迫ったとき、彼女はその道のスペシャリストのような雰囲気を醸し出していた。
そして、めちゃめちゃ手際よく、早瀬陸に、刑事になり切るためのノウハウを教え込んだ。
なんで、公認会計士の幸後一香がそんな風にリードできるのか、ちょっとした違和感を感じた。
もし、半年前に、同様に、儀堂のなりすましをもう一人作り上げていたとしたら、その時、そのニセ儀堂を指導したのは、きっと、本物の儀堂だったのかも。
それなら、その時の要領や教材をそのまま使いまわすことで、一香があのようにふるまうことも可能になったかもしれない。
もう一つの違和感はね、儀堂はシュークリームとか甘いものは苦手と一香は言っていた。
でも、初めて、ハヤセ洋菓子店を訪れた時、儀堂はシュークリームをおいしそうにとは言わないけど、食べてたの。
嫌いなら、あそこで自分自身が食べる必要はなかったと思うのよね。
これも、儀堂が既に偽物になっているんじゃないかと思わせる点。
もしかして、監察官真北正親から目をつけられているのは、ニセ儀堂がどことなく不自然だったから?
そして、そのニセ儀堂が殺害され、今度は早瀬版の儀堂が警察内に現われ、これがまたどことなく監察官の目には怪しく映っているとか。
ママ的には、ハヤセ洋菓子店に現れた儀堂は既にニセ儀堂ではないかと思い込んでいるんだけど、この儀堂がまたおかしなことを言っているの。
いや、おかしくはないんだけど、白骨化したご遺体に関して、「肋骨に銃創痕。弾も見つかりました」っていうんだけど、なんか、後の展開考えるとおかしく思えてくるの。
だって、このあとほどなく、早瀬は妻殺しの犯人に仕立て上げられ警察に追われるんだけど、その根拠、DVだとかなんだとか言われていたのよね。
でも、DVで、拳銃殺害ってちょっと跳躍しすぎてない?
この跳躍を引き起こせるほど、とんでもない悪が警察の内部にいるということなのかしら。
それに、儀堂が洋菓子店の中で、早瀬夏海が写った写真をじっとみていた。
この儀堂とは何となく面識がなさそうにも感じる。
2年半前に不明とされているから、儀堂が潜入する前には夏海は殺されてしまっていたということかしら。
もし、洋菓子店を訪れたのがニセ儀堂だとしたら、それこそ、夏海との接点なんてものはなかったかもしれないわね。
でも、もしかしたら、夏海もリブートしていたとしたら、ニセ儀堂とリブート後の夏海は面識があり、このニセ儀堂は、その写真を見てリブート前の夏海はこんな顔をしていたのか…みたいな思いをもって眺めていたなんてことはないかしら。
もちろん、夏海の遺体で、歯の治療痕だとか、DNA鑑定だとか「やった」って感じの展開になっていたから、その点とリブートして夏海となった別人の存在というのは矛盾が出るんだけど、警察の中に巨悪が潜んでいるとしたら、そこは捻じ曲がることもあり得るんじゃないかなって思ってるの。
でも、夏海がもしリブートしているんだとしたら、なぜその必要があったのか。
ゴシックスコーポレーションの顧問弁護士、海江田勇は、夏海のお葬式まで押しかけて、夏海がもっていたかもしれない書類を見つけ出そうとしていた。
夏海が10億円の行方に何らかの形で関与していたとみるのはあまり無理はなさそうな感じがする。
ところで、冬橋航が夏海のお葬式弔問に来ていたわね。
といっても遠めに遺影を見ていただけだけど。
その目は、自分が手をかけた人を見る目ではなかったような気がした。
このドラマの中で、合六亘の指示で人に手をかけそうな存在が冬橋よね。
でも、夏海には手をかけていないような気がする。
やっぱり、本物の夏海はリブートして生きているんじゃないのかな。。。まさか。。。夏海=一香ではないわよね。
でも、お葬式で、早瀬拓海君には声をかけてあげるし、というか、声かけるレベル超えて、逞しく生きていくための指南をしてるじゃない。
彼を見る目も、他人を見る目ではないし。
まあ、きっとそう思わせるのがドラマの狙いなんでしょうけど。
でも、可能性が無いわけではなさそうね。
そういう目で、このお葬式を訪れた一香の様子を観察すると、なかなか微妙にうまい演技されるなあ。。さすが戸田恵梨香さん!って感じすっごくする。どうなんだろ。
そうそう、そう言えば、冒頭の鶏小屋シーンで、儀堂が一香にいっていたわよね。「恋人ならやさしくしてよ~」って、なんだか下品な物腰で言っていた。
本物の儀堂と一香は「恋人」と言う相関が公式ページにもうたわれているけど、儀堂、もしくは一香、そのどちらかが偽物だったとしたら、あの鶏小屋での会話ややり取りは、真に恋人同士ではない二人らしくよく描かれていたわよね。
ところで、警察が夏海のパソコンを持ち帰り、調べたところ、夫からDVを受けている内容の日記がでてきたって、警察署内で公表されていたけど、それを発表していた刑事、足立翼の発表時のまばたきの回数が多いのよね。
嘘をしゃべる時の目よね。誰かに言わされていたって感じ。
いや、パソコンを調べていたのは、所内の別の人間で、その人間がデータを捏造したんだと思うんだけど、女性の日記にしては、えらく不細工な文体になっていたから、さすがに読み上げるのをためらったとか..
早瀬に逮捕状が下りようとしているその少し前、儀堂が早瀬にこんなことをいうの。
一緒に手を組んで、夏海さんの仇を討ちませんか?って。
どういう意味の仇なのかはわからないけど、ここまでの話から、夏海は相当に頭がよさそうな感じ。
彼女は、もしかしたら、自分が望まないままに組織の中に組み込まれてしまい、マネーロンダリングに手を染める合六の存在を知ってしまったとか…
彼女は、10億というお金の流れを見えなくすることで、逆に何かをあぶりだそうとしたとかないかしら。
潜入捜査のオリジナルの儀堂とはもちろん手を組むことになったが、二人とも、組織からにらまれるカタチになった。
さらに悪いコトには、組織は警察ともつながりがあった…とっても大雑把な推測だけど、なにせ、登場する主役級の役者さんたちが、みんな魅力的すぎて、この人たち、絶対いいモノよね!って感じなんだもん。
ママの浅ーーい推察では、何人もの人がリブートしてるとか、下手したら、もうオリジナルの儀堂と一香はこの世にいないなかで、リブートした人たちばかりで元々の人間関係が維持されている…とか、いずれにしても、なんか混とんとしたエンディングが待っているようなイメージしか湧いてこないんだけど。
エンディングにはいつもハッピーエンドを期待するんだけど、ハッピーエンドまでには明らかにしなければならないことが山積している。
何とか早く拓海君の前にお父さんが帰ってきて、拓海君の耳を引っ張らずとも、見たまま(松山ケンイチさん)の姿で父親の帰りを実感させてあげてほしいな。


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