東大卒の元エリート・花村薫が、ひょんなことから“偽のママ”として6歳のいろはを支えることに。お受験、仕事、母娘のすれ違い…3人の心が揺れ動く中で、薫がなぜ危ない橋を渡ってまで「偽ママ」を続けようと決めたのか。その理由が少しずつ見えてきます。
相関図| 第1話 偽ママでお受験!?

ハルさん演じる主役の花村薫 33歳。冒頭から自分が何をしようとしているか、ナレーションで語っているの。
偽の母親。相当やばいことをやっているという自覚あり。
なんでそんなある意味大勝負に出ているわけ?
そもそも、そこで勝負したらあかんやんとかいろんなことが頭を駆け巡るんだけど…
転職エージェントの野口俊彰とのやり取りに、どこか追い詰められた感のある薫なんだけど、その場その場で状況分析もしてるし、そんな危ない橋わたる感じしないのよねえ。
なんでも、東大卒業、そこに至るまでの受験では一度も失敗したことがないらしいのね。
さらに、今は転職求職中なんだけど、前の勤め先は三ツ橋商事という日本でも有数の大手商社。
エージェントの野口さんの気の利かせ方に多少イラっともするんだけど、野口さんが必死になって聞き出そうとする薫の「転職希望理由」、気になってしょうがないわ。
野口さん、とっても気の利いた(?)エージェント。お仕事の紹介は整わなかったんだけど、彼、きっと何か持ってるのよね。野口さんのところを薫が尋ね、そのことがある女性と深くかかわっていくきっかけとなったの。
ベンチャー企業RAINBOWLABの社長、日高茉海恵の娘6歳いろはの家庭教師。でも、ハードルはなかなか高そう。お受験対応なんだけど、受験は2か月先。
結局お金でつられる形で、引き受けることになったようなの。給与は2ヶ月で120万円。…いいんだけど、お受験対応、しかも2か月先ということだから、本来目指していた就職とはちょっと違ってしまったわね。
食いつなぎにしてはかなりいいお金が入ったけど、就職活動はまだまだ続くということかしら。
それに、ハードルは時間の問題だけじゃない。
教えることになった薫の娘、いろはの態度ときたら、前の家庭教師も、その前の家庭教師もたちどころに追い出せるほどに、それはもうむかつく態度。
でも、かなり頭が良さそうなのよね。
お母さんの前では「はーい、ママ」って、従順な態度をとったかと思えば、視界からママがいなくなるや、「もう帰ってくれていいんだからね」みたいななめくさった態度。
でも、本音がその悪態の方だとしたら、そんな素早くママの前でいい子になれるかしら?
何か事情があるのかもって、多少、ほんの多少は思わせてくれるのよね。
その事情をオープンにしてくれるまで時間はかからなかったの。
でも、それは、薫がとんでもなく優秀だったから。
いろはは、自分のことを理解してくれる人を待っていただけなのよね。
いろはは数字にかけては天才だった。そして、夢も、自分の推しの影響を受けて女性宇宙飛行士。
ここまで明確な夢を持っているいろはにとって、そこに至るまでの道を導いていける人というのは、やっぱり限られた人だったんでしょうね。
薫は、そんないろはの思いを瞬時に見抜いたの。
いろはにとって、薫は自分の夢に至る道の、その一部分をエスコートしてくれる人として映ったみたいね。
あっという間に二人は心通じ合わせたの。
いい感じになってたんだけど、母、茉海恵がとんでもないことを言い出した。
父兄の面接試験を薫に代わってくれっていうの。
こんなの、法律に詳しくなくたって、瞬時のうちにあれに抵触、これで罰せられるって、いろんなことが頭に思い浮かぶはず。
ましてや、一応、超常識人?と思われる薫がそんなことを受けるわけがない。
世間の常識とはちょっと違う常識の中で生きているのか、茉海恵はいたって真剣なんだけど、まあひとまずは引き下がったみたい。
その夜、薫に転職エージェント、キャリアグリッドの野口さんから電話があったの。
次の面接が決まったって。一瞬喜んだ薫なんだけど、なにやら、薫の中でのプライオリティに順位変動があったような..そう、お受験のことが気になってるの。
でも、面接は受けることになったみたい。面接官の評価は上々。でも、野口さん同様に、前職をやめた理由が気になったみたい。
回想シーンで語られるんだけど、みているこっちも思わず唸ってしまうような内容。
仕事ぶりは評価されていた。ただ、会社方針の多用性という言葉にマッチした人が昇進し自分の上司となり、仕事を評価されていた自身はその補佐に回されるという…。
会社の方針だとかなんだとかはよくわからないけど、そこに納得できず、頭を抱えてしまった薫の気持ちは理解できるわ。
薫の言葉を借りれば、今回の事態というのは「誰かを押し上げるために、別の誰かを犠牲にするという多様性を認めることはできなかった」っていうことらしい。
今回のドラマ、もしかするとこのあたりもテーマに入っているのかな。
その選択をした薫自身、それが正しい選択だったのか、今もわからないと言っているわ。
人生色んな事がありすぎて、困っちゃいますよね。
いろはちゃんも、今日は早く帰ってくると言っていたお母さんがトラブルで帰ってこなくなって、寂しくてしょうがない。
思わず、何かに八つ当たりしようとしたいろはだったんだけど、薫が教えた”手を握って開いて”で、なんとか自分の気持ちをコントロールしようとしているの。
思わず抱きしめる薫。自分が教えたことを頼りに何とか生きていこうとする小さな命を見たら、もう、ここから離れるわけにはいかないわよね。
茉海恵が夜遅くに戻ってきて、薫と二人話し込むの。
東大をでていても、勝手に期待されて、あげく、失望されて、思うような人生が待っているわけではないみたいなこと言う薫に、茉海恵がなんか心軽くなるような一言をかけるの。
「失望する奴に引っ張られるなんて時間の無駄。ほっときゃいいんだよ」って。
茉海恵は薫を初めて見た時、「薫は自分で自分の人生を選んできた人だ。この人にいろはを託したい。」そんな風に思ったんだって。
こんな人になってほしいって、本気で思ったんだって。自信を失っていた人にとっては、泣けてくるような一言よね。
人って、自分のこととなったら、なんでこんなに弱いんでしょうね。
あれだけ勢いのある茉海恵が、ちょっとしたきっかけで、従業員の生活を預かっていることに委縮してしまったり、格式高いといわれる小学校に自分が出入りする、たったそれだけのことですら、見当違いの選択をしていたと考えてみたり。
心開いてくれたいろはが悲しむ顔を見てしまった薫は、とんでもないことを言ってしまった。もう後戻りはできないって覚悟とともに。
相関図| 第2話 偽ママ運命の受験当日
初恋の人が受験の受付担当に。18年前のこととはいえ、自分の家庭教師だった人、しかも初めて恋心抱いた相手と、これから先しばらく付き合っていかなければならないと知ったときの心境ってどんなだったのかしら。
今は、とにかく、バレてはならないって、その思いで必死だったと思うんだけど。
東大卒、頭キレキレといいながら、意外なところで言葉に詰まったりする薫。
面接で、集団行動をしてこなかったいろはについて、何か懸念はあるかって尋ねられたとき、言葉に詰まってしまうのよね。
そんなもろさも見せるところが、薫の良さでもあるとは思うんだけど、そこをついてくる黒木竜馬って、なんだかイケすかない感じ。
でも、面接の時、遅れて現れた彼が、いろはのことを理解していて的確にうけこたえをしてくれたのには薫も助けられたはず。
彼は茉海恵の会社RAINBOWLABの副社長。茉海恵の地元の後輩で、もともとやんちゃをしていたようにも書かれているわね。
彼は、いろはのこともよくしっている。だから、面接の時、偽の父親として、でも、いろはのことをちゃんと理解しながらうけこたえをしていたの。
もう二度とこんな役目はごめんといいながら、合格発表に喜ぶ茉海恵の声を聞いてなんだかうれしそうな竜馬。
さて、偽ママを演じていくことになった薫も学園保護者として、結構がっつり学園の仕組みの中に取り込まれていくことになるの。
柳和会という保護者会、そこにまるでその学園を牛耳っているかのような振る舞いの3人の役員。
嫌味たっぷりに保護者会を回しているんだけど、やっぱり理不尽に思えることも多そうで、…薫はそれを見過ごすことはできないのよね。
行事委員というのを押し付けられそうになった本橋さゆりに救いの手を差し伸べようとして、行事委員を彼女と一緒にやることになったの。
でも、これ、ただのその時限りの関係ではおさまらないようなの。
ところで、薫の初恋相手で教師の佐々木智也、彼が、薫や茉海恵に思いもかけないような展開でからみだすの。
薫が偽ママとして書いた名前の筆跡と、提出物として回収した書類の筆跡が違うことに気づいてしまうの。
さらに、智也は虹汁の愛飲者。お店に立ち寄ったときに、マミエルこと社長の茉海恵と遭遇してしまうんだけど、マミエルの方も、その男性がまさか柳和学園の先生だなんて知らないから、佐々木のことをササエルとか呼びながら、お互いに記憶に残る存在になってしまったの。
忙しい茉海恵だけど、今日は少しご機嫌で帰宅。
ササエルとの、まあささいなやりとりだけど、ちょっとほっこりとかしたのかな。
でも、忙しいママには、思い違いによるすれ違いなんてのもよく起こるのよね。
いろはの鍵盤ハーモニカカバー、学校からの指示は、「手作り」なんだけど、ネットで購入したものだと学校から指摘されて、薫がそれを茉海恵に報告したの。
茉海恵じゃなくとも、娘が自分の手作りカバーを気に入らなかったからといって、勝手にネットで買いなおしたとか言ったら、そりゃ大もめにもめるわよね。
でも、ちょっと娘の話に耳を傾ける時間がもう少しあれば…思い違いなどせずに、娘が母親を思ってのことだったって、最初からわかる話だったかもしれないのよね。
手作りカバーはクラスの男子に壊されてしまった。
でも、それを母親に言って、作り直してもらうには、母が忙しすぎて、娘はそのことを言えなかったっていうのが真相だったの。
でもね、この親子、まあ、茉海恵が忙しすぎるからすれ違う時も結構ありそうなんだけど、関係修復もとっても早いの。
きっとね、ご飯はちゃんとつくってくれてるとか、できる限りのことはやろうとしているのが伝わっているからなのかな。
茉海恵と薫の関係も、日に日に信頼関係が増していってる感じ。
今回も、臨機応変に、できる人ができるところをやりましょうって薫の言葉に「はい」って、とっても素直にいい返事で、年上の姉御を慕うように返事をするの。
でも、エンディングで第3話に向けて自体は急展開することを告げていた。
智也はひょんなことから、マミエルの本名が日高茉海恵ということを知り、あの筆跡との関係が頭をよぎった。
さらに、虹汁のコンビニ販売展開が決まったことで、社長マミエルの存在を思いもかけない人物が知ることになったの。
それは本橋慎吾。彼は三ツ橋グループ創業家の出で、薫が以前勤めていた三ツ橋商事で元上司。
今は、三ツ橋食品の社長となっている人物。彼の奥さん本橋さゆりは、薫と共に行事委員を務めることになったわよね。
さらに、大きな秘密を抱えていそうな本橋慎吾なんだけど、まだ第2話ではその秘密は明かされない。
相関図| 第3話 母の日の作文が書けない!?
いろはが母の日に向けた母への感謝の作文が書けない?なんだろ。
あれだけ頭のいい子だから、事実ではないにしても、ハイハイって、適当に書いてしまえそうな気がするんだけど。
書いてくださいって先生が言った時、「ふざけんな」とかも言っていたように聞こえたけど。なにかあるのかな?
茉海恵が何を言っても、作文を書こうとしないいろは。なんでかなああっておもってたら、そういうことか。
ママと一緒にどこか行ったり、何かをしたかったんだ。
作文なんて出さなくたっていいじゃんってなりそうだった茉海恵だったんだけど、作文提出回避はダメ!って薫に言われて、思い直した茉海恵に浮かんだ言葉は「ママと一緒にどっかいこか」だったの。
それは大正解だった。もういろはは大喜び。さらに、薫も一緒にって茉海恵が誘った時のいろはのご満悦の表情ときたら、もう、本当にママが二人いるかのように幸せそうな顔してた。
でも、にわかにとってもやばいムード。三ツ橋食品が、類似商品を安値で市場投入してきたの。
虹汁はコンビニ展開で増産を図りだしてたんだけど、そのタイミングで、三ツ橋食品がコンビニの棚全てを置き換えてしまう勢いで攻勢をかけてきた。
ササエルの言葉を借りると、その商品は「劣化版類似商品」。
彼は、5年前、虹汁に健康を支えてもらっていたのよね。
おそらくその当時、モンスターママたちによって、食事ものどを通らない状態に追い込まれた居たと思うんだけど、そんなときにも、虹汁だけは体が受け付けたんだって言っていた。
その彼が、コンビニに並んだ類似品を、きっと、マミエルのためにと思って試飲してみたのね。
偽ママの件で、将来的には、二人の間に何かの問題が持ち上がるのかもって、ちょっと気になっていたんだけど、彼とマミエルの関係は、お互いにササエル関係になっているみたいに感じたわ。
それとは別に気がかりなのは、そんな心配事を抱えてしまった茉海恵は、果たしていろはとピクニックに行けるのかって話。
そりゃ、責任やらプレッシャーやら、社長としてのしかかってくるものはとんでもないんだと思うんだけど、今のいろはにとって、ママとのピクニックは一大事よね。
それは茉海恵もわかっているのよね。いろはをベッドに寝かしつけながら、仕事のプレッシャーを何とか押しのけながら、いろはの顔をじっと見つめるの。
でも、いやな予感的中。ピクニック出発直前、突然呼び出しを受ける茉海恵。いろはから三下り半を突き付けられる茉海恵。
薫、なんとか茉海恵の代役を果たそうと、ピクニック、頑張るんだけど、その思いはなかなかいろはには届かなかったの。
いろは、小学校1年生だものねエ。楽しみにしていたママとのピクニック、そう簡単には機嫌直らないわよね。
でもね、いろんなものでつろうとしていたんだけど、いろはがせがんだ星を投影するおもちゃにヒントを得て、プラネタリウムに行こうって誘ったの。
もういろはは大乗り気。機嫌が直ったところに、用事を済ませた茉海恵も合流。
ほんのわずかな時間だったけど、母子、それに薫も一緒に、楽しい時間を過ごすことができたの。
するとね、そこに奇跡を予感させるアイディアが茉海恵の心に思い浮かぶの。
楽しい時間は、薫の過去の思い出を引き出した。塾に行った帰りに、ご褒美といって母が飼ってくれるおやつがあったのよね。それが、とても、当時の彼女にはうれしかったみたい。
その話にね、茉海恵は一発逆転のヒントを得たみたいなの。
一緒に過ごした時間のお陰で、いろはは無事に作文を書くことができたの。作文に登場した「マミー」。当事者じゃなくてもないちゃうじゃないねえ。
それにしても、先生の佐々木智也はいつ薫たちの事実に気づいて、味方になってくれるのかな。
茉海恵との関係の中では、味方感が出ているんだけど、まだ今のところ、いろはに対しては「ママとマミーの混在はいい表現とは言えません」とかって、そりゃあ、将来の受験とかなんとか、そういう部分ではそうなのかもしれないけど、もうちょっと寄り添ったような言い方もできるんじゃないのって感じた。
それに、ついに気づいてしまった薫の正体。予告が流れてくるから、来週は「場合によっては警察に」って言葉まで聞こえてしまったじゃない。
先生の立場で、事実を知ってしまって黙っておくわけにはいかないんだろうし、だまっていたらそれはそれで、どんなことになってしまうのかって心配もするし..いったいどうなるのかしら。


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