『モンスターズユニバーシティ』は、マイクとサリーがどう出会い、どんな経験を経て『モンスターズ・インク』の名コンビになっていくのかを描いた物語です。
大学生活の中で結成された落ちこぼれチーム「ウーズマカッパ」や、RORに所属していたランドールの変化など、キャラクター同士の関係も大きく動いていきます。
この記事では、キャラクターの相関から物語の流れをみて、彼らの性格や関係に起こった変化について簡単に追ってみました。
相関図①|マイク・サリー・ランドールの出会い モンスターズユニバーシティで始まる関係

相関図①|マイク・サリー・ランドールの出会い モンスターズユニバーシティで始まる関係
うーーん、子供の頃のマイクがかわいらしすぎる。何歳くらいなのかしら。
きっと、自分の子供って、一人前の背格好になってからでもかわいらしく思える瞬間があると思うんだけど、そういった時って、この頃のことを思い出しているのかもしれないわね。
仲間や先生の感じからすると、日本でいう小学生の低学年くらい?
それにしても、マイクって、周りに積極的に声をかけるし、とっても頭がよさそうな子。
でも、なぜか周囲にはなかなか相手にされていないみたい。
ママなら、一人目に拒絶された瞬間、声も上げられず、下向いて泣いてたかもしれない。
でも、マイクは、めげないのよね。
凄いのは、その状況がどういう状況なのか、しっかり把握しているように思えるんだけど、それでも落ち込むより先に、前向きな言葉を返せるところ。
たぶん、この状況はいつもの状況だったのかもしれないわね。
それでも、ひねくれず、誰かを嫌いにもならず、明るくふるまえる。
ここがマイクというキャラクターの強さなんだと思うの。
子どもの頃のマイクには、将来こうなりたいって思える憧れの存在との出会いがあったみたい。
その瞬間に、自分の進む道を見つけたように見えたのよね。
夢中になれるものを見つけた子って、目の輝きが変わるじゃない?
マイクもまさにそんな感じだったわ。
そのマイクが、Monsters University に入学。
知恵もついて、今までつぶらな瞳を輝かせるだけだった頃より、言葉も達者になっているんだけど、でも相変わらず前向き。
そして、誰に何を話しかけてもめげないところも以前のまんま。
思ったんだけど、どういうマインドでいれば、あのマイクのようにいられるのかしらって、ちょっと考えたの。
彼、やっぱり、他人のことを悪く思うことって少ないんじゃないかしら。
いつも、誰かのことを、その人が幸せになるように見ている感じがするのよね。
そういうマインドの人って、きっと、相手の反応が多少そっけなくても、必要以上に傷つかずにいられるのかなって思った。
彼がみんなに送っていた言葉は、祝福なのよね。
この人がうまくいきますように、この人が楽しく過ごせますようにって、心のどこかで願っているように見えるの。
だからこそ、自分自身も明るくいられるのかもしれないわね。
ところで、Monsters, Inc. から見ていた人は、きっと同じような感想を持つ人も多かったんじゃないかな。
それは、マイクの超前向きな物事のとらえ方。
大人になってから急にそうなったんじゃなくて、学生時代からずっと自然体でそうだったんだなって感じるのよね。
彼の物事を前向きにとらえる能力は、もう天賦の才の域かもしれないわ。
そして、やってきました。憧れの名門学部。
入学そうそう、学長ハードスクラブルからは、なかなか厳しい言葉が飛んでくるのよね。
優秀さが求められる世界で、甘くはない空気感。
マイクのような努力型には、ここからが本当の勝負だったんだと思うの。
それに対してサリーは、名門サリバン家の出身。
受け継がれた才能に自信たっぷりで、かなり余裕を感じさせるタイプ。
一方のマイクは、典型的な努力家型。夢に向かうためには何が必要か、きっちり思い描いて計画を立てるタイプなのよね。
この時点で、二人はまるで正反対。
だからこそ、最初はぶつかるのも自然だったのかもしれないわ。
さらに同級生にはランドールの姿も。
Monsters, Inc. を見ていた人にとっては、以前とは少し印象の違う姿に驚いた人もいたんじゃないかしら。
まだこの頃は、今ほどひねくれ切ってはいないのよね。
大学生活の中では、才能型のサリー、努力型のマイク、そして周囲をよく見て立ち回るランドールと、それぞれ違う個性が少しずつ浮かび上がっていくの。
だからこの作品って、ただの学生コメディではなくて、のちの関係性の“始まり”を見る物語として面白いのよね。
マイクとサリーは、この頃は衝突ばかり。
でも、反発し合う相手って、ときに一番自分を変える存在でもあるじゃない?
この出会いが、のちに名コンビへとつながっていくと思うと、なかなか感慨深いものがあるわ。
ちなみに「ウーズマカッパ」は英語で Oozma Kappa と書き、アメリカの大学に多い社交クラブ風の名前を意識したネーミングとも言われています。
頭文字を取ると OK になり、「まあ大丈夫」「なんとかなる」という前向きな響きにも感じられるのよね。
落ちこぼれ扱いの学生たちが集まったチーム名としては、なかなかピッタリかもしれないわ。
相関②|落ちこぼれチームが強くなる瞬間|ウーズマカッパが見つけた答え
ウーズマカッパの仲間たち。彼らはね、怖がらせ学部からはみ出てしまったモンスターたち。
ハッキリ言って、みんな性格がものすごくよさそうで、恐ろしさとは無縁のメンバーばかり。
でも、それぞれに、自分の居場所を見つけたいとか、もう一度評価されたいとか、そんな思いは持っているみたいなのよね。
モンスターワールドは、やっぱり人を怖がらせてなんぼ、怖がらせることが正義とされる空気が強かったみたい。少なくともこの頃はね。
そんな中で、ウーズマカッパはどう見てもエリート集団ではないの。
マイクとサリーもこのチームで共同生活を始めるんだけど、まだその関係はぎくしゃくしてる。
基本、マイクはこのウーズマカッパで何とか結果を出そうと張り切っていて、自分が引っ張っていこうとするんだけど、今のところ周囲が素直についてきている感じではないのよね。
でも、例によって、マイクのマインドはそんなこと何とも思っていないの。
ここ、すごいところよね。
普通なら空回りしたら落ち込むのに、彼は「じゃあ次どうする?」に頭が切り替わるの。
だから前に進めるのよね。
チームとしても、最初から順風満帆だったわけではなさそう。
周囲から軽く見られたり、からかわれたり、実力不足と思われたり、なかなか厳しい立場だったみたい。
サリーはじめ、チームの何人かは、途中であきらめムードになる瞬間もあったのよね。
でも、嫌なことがあったからといって、本来の価値までなくなるわけじゃないじゃない?
ここでめげないのが、やっぱりチームを変える人なんだと思うの。
マイクは、仲間たちに別の景色を見せようとしたみたい。
その中で彼が気づかせたかったのは、「一流って、みんな同じじゃない」ということだったのよね。
成功している人たちを見ると、つい共通点を探したくなるじゃない?
でも実際には、それぞれ違う強みを持っている。
迫力がある人もいれば、頭脳派もいる。動きが速い人もいれば、空気を読むのがうまい人もいる。
つまり、“正解はひとつじゃない”ってことなのよね。
ここで、マイクやサリーにも気づきがあったみたい。
お互いに、自分が少し勘違いしていたって気づいたのかもしれないわ。
それまで二人とも、「自分の力」で勝とうとしていたところがあったのよね。
サリーは才能で。マイクは努力と知識で。
でも、チーム戦で本当に必要なのは、それだけじゃなかった。
続けてマイクが伝えたかったのは、「力を合わせれば強いチームになれる」ということだったんだと思うの。
これって当たり前のようで、若い頃には意外と難しいのよね。
自分を認めてほしい気持ちが強い時期ほど、人は一人で勝ちたくなるものだから。
でも、誰かの苦手を別の誰かが補って、誰かの不安を別の誰かが支える。
そういう形になった時、落ちこぼれに見えた集団が、一気に変わることってあるのよね。
ウーズマカッパが強くなった瞬間って、能力が急に上がったからじゃないと思うの。
仲間を見る目が変わったこと。
そして、自分一人で戦わなくていいと知ったこと。
そこが本当の転機だったんじゃないかしら。
だからこのパートって、ただの逆転劇じゃなくて、「人は居場所ができると強くなる」って話にも見えるのよね。
見ていて、ちょっと胸が熱くなる場面だったわ。
相関③|協力がもたらした奇跡とは
Monsters Universityで描かれるこの場面、彼らはようやく“自分一人で勝つ”という考え方から抜け出し、仲間として進み始めたみたい。
おそろいのユニフォームも手作り。ばっちり決まってる。
Monsters, Inc.で見たことのある、なじみのトレーニング風景は、この頃始まったみたいね。
マイク・ワゾウスキが状況を設定して、サリーをはじめとした仲間たちが反射的に動く。体にしみこませるように反復してる。
そのかいあって、落ちこぼれ扱いだったチームも、周囲から見直されるところまで来たのよね。
でも次の壁は高い。
学長が気にしていたのは、マイクの存在だったようにも見えるの。
サリーは、すでにマイクと心が通い始めていたから、何とかしてあげたいのよね。
ここまでは、マイクがチームのために色々アドバイスをしてくれていたから、そのマイクを置き去りにはできないって思いだったのかもしれないわ。
でも、それにも限界があるか…とサリーは感じてしまったようにも見えた。
だって、マイクがいくら頑張っても、世間の評価はなかなか変わらないんだもの。
ここで見えてくるのは、「仲間を思うこと」と「相手を信じること」は少し違うってことなのよね。
ランドールとの対立も、この頃から決定的になっていったように感じるわ。
そしてマイクとサリーの間にも、見えないわだかまりが残る。
でも、この二人の場合には、それが長く続かなかったのよね。
追い込まれた状況の中で、お互いが信じあうしか道は残されていなかった。
サリーはマイクを信じて動き、マイクはサリーの底力を信じて疑わなかった。
お互いが互いを信じた時、ようやく本当の意味で名コンビになれたのかもしれないわ。
相関④|最後の最後に起こった奇跡とは
まあ、色々しでかしてしまったから、マイクとサリーは、ユニバーシティーを去ることになったんだけど、でも、ここで、彼らがお互いを信じあったために引き起こされた奇跡がもう一つおこった。
それは、学長の気持ちに変化を呼び起したということね。
責任ある立場にいて、それまで、自分自身の実績や経験もたっぷり。
大学としても、これまで優秀な卒業生を何人も育て上げてきた。
そんな大学のトップにいる人間が、当初と違う結論をもってくるって、そうそう起こることではないわよね。
学長、どうやらこの二人のことを気に入りだしたみたい。
二人にね、これからも、みんなをびっくりさせてあげて…って、そんな温かな言葉をかけていた。
あの人物を、こんな風な心持ができるキャラにかえてしまうんだから、これは、二人が起こした奇跡の中でも最大級のものかもしれないわね。


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