きっと自分が選ばれるはず…でも違った。
こんな経験って、ナイジェルだけに起こった話ではないですよね。
ママだって、何度も経験してる。
その時の落胆..今でも思い出せるほど、結構嫌な記憶として残ってる。
でも、ちょっと思うのよね。
あんな風にかわいそうに見えるナイジェルなんだけど、本当にかわいそうなのかな?って。
だって、ミランダ、まあ確かに自分の生き残りのためには冷酷になれるタイプ、
その選択に迷いや躊躇は見せないタイプというのはわかるんだけど、
まあ、見事に悪びれるところなかったと思わない?
もしかして、彼女、ナイジェルに悪いことしたなんて、思っていなかったんじゃないのって思ってしまった。
いや、悪いことをしたとは思ったかも。
でも、それを埋め合わせるだけのことはやってあげるわよくらいのことを考えていたんじゃないかなって思うの。
だって、考えてみたら、もともとやろうとしていたことは、ナイジェル放出だったわけでしょ。
Runwayでの会議場面とか見ても、ミランダがストレスなくコミュニケーションできてる相手って、ナイジェルだけじゃなかった?
どういういきさつだったか知らないんだけど、もしかしたら、
ミランダの中には、なんか勢い余ってナイジェルをほかの会社のパートナーとして推薦とかしちゃったけど、
失敗したかな~とかいう思いがあったんじゃないの。
きっと、自分の生き残り戦略の中での「選択」については、
秒単位のぶれない決断をくだして、
そのお陰で今のポジションに君臨し続けているミランダだと思うんだけど、
もしかしたら、ナイジェル放出という選択は、
彼女が犯した数少ないミスジャッジの一つだったのかもしれないって感じたの。
ナイジェルが聞かされていたその移籍先、責任者という立場もあって、
それはすごい待遇が待っていたのかもしれない。
だから、ナイジェルも当然夢膨らんだわよね。
それをあんな形で突然つぶされたもんだから、
ちょっとした捨て台詞の二つや三つも吐きたくなるわよね。
でも、ナイジェル自身も、わかってたんじゃないの?
あそこ、つまり、ミランダの隣には自分が必要だって。
それに、移籍先のホルト氏のところ、
彼の対応もどうなのって気がするのよね。
いくらミランダの推薦とかによる人事だとしても、
こないだまでナイジェルだったのが、ジャクリーヌにすげかえられて、
はいそうですかって受け入れてるのよね。
あまりにもこだわりなさすぎじゃない?
そんな人とのパートナーって、
ナイジェルにとっていい環境になるのかしら。
こればっかりは、実際にそうなってみない事にはわからない事なんだけど、
でも、少なくとも、ミランダが必要とするほどにはホルトの方はナイジェルへのこだわりはなかったように思うのよね。
それにね。ミランダは言っていたわ。
「人が何を求め必要としているかを超え、自分のために決断できる」って。
これはアンディに対して言った言葉だけど、ミランダ自身を表現した言葉なのよね。
つまり、ちゃんと、ナイジェルが何を求め必要としているかはちゃんとわかっていた。
それでもあえて、自分自身のために、今回の決断を行ったって。
ナイジェルはこれまで長年、歯を食いしばりながら、ミランダの隣で頑張ってきたのよね。
で、その見返りはあったのかっていうと、十分にあったと思うの。
だって、会社の責任者として推薦してもらえるほど人物として、
ミランダの傍らにずっといさせてもらえてたのよね。
認めていたのよね。
アンディが夢見たように、いろんな扉が開くかもしれないようなポジションに、彼のことをおいていたのよね。
今、開くかに思えたその扉はいったんは閉じてしまったんだけど、
彼の前に次の扉が開くのは、時間の問題のような気がするわ。
もっと言えば、あの、よくわからない関係の中で、
あのホルトという人のもとに行かずに済んだのは、よかったんじゃないかな。
あの人物が、ナイジェルの前に次の扉を用意してくれるとは思えないもの。
ナイジェルはアンディに言っていたわよね。
いつか償ってくれるさって。
彼は、確証はないって言っていたけど、
ママは、期待していいんじゃないかなって思う。
彼、今自分が思っているほどに、かわいそうでもないと思うし、
きっといい未来が待ってると思うわ。
今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。


コメント