「リラの花咲くけものみち2」の相関図

主なキャスト情報
岸本聡里|山田杏奈さん
この町に来て5年目の聡里ちゃんは22歳。北農大学の5年生。卒業まであと2年足らず。
生産動物について、一生懸命勉強している。
さとりちゃん、先輩加瀬一馬君から、「動物のことだけじゃなくって、周りの人にも寄り添って」とか言われてたけど、まあ、そんな言わなくてもご愛敬くらいのものなんじゃないのかな。
少なくとも、勘違いにしても、人に対してあれだけはっきりモノが言えるようになったんだから、まわりのひととの垣根は、一段も二段も低くなったんじゃないのかな。
ある程度の信頼が無ければ、思ったことズバズバ言えないと思うし。
以前の聡里ちゃんはいったんは、人にもの言えないレベルからのスタートだったんだから。
でも、今回の2シリーズ目で聡里が向き合うことになるのは、さらにハードル高そうな命というものになりそうな気配。
どう向き合うか、どんな決断をするのか……きっと、今のこの世界では正解というものが用意されていない領域で学びを重ねていくことになりそう。
人には寄り添って、優しくしてあげるというのが基本になるじゃない。
でも、命に対してどう向き合うかというのは、行動レベルではとっても難しい面もありそう。
牛久チドリ|風吹ジュンさん
聡里のお母さんのお母さん。シーズン1の中で、すでに他界されています。
でも、聡里のために生きたおばあちゃんの生き様みたいなものは、きっと、聡里の中で生き続けているんだろうなと思います。
梶田綾華|當真あみさん
バックヤードでの活躍を誓い、薬学の方に進んだみたい。
今では聡里とは一番の親友と呼んでもよさそうな仲。
お互いに、自分の進もうとしている方向を教え合ってる。
お互いに気にかけてくれてることわかってるせいよね。
元々綾華は、お医者さん一家の生まれで、ちょっとした反発心から獣医の学校へ進んだ経緯があったんだけど、そもそも、動物自体、嫌いではないんだろうけど、聡里や残雪と比べると、それほどの思い入れが無かったのよね。
どちらかというと、動物と触れ合うこと自体あまり得意そうではなかったし。
そんな彼女が進んだのは、お薬などを介して、動物やそれを取り巻く家族たちを支えるという世界。
動物つながりを維持したのは、やっぱり聡里たちとの関係が大きいのかな。
柴野真子|菊池日菜子さん
聡里の同級生で、今は、動物園の獣医師になるために元気にやっているみたい。
聡里たち仲の良いグループメンバーの中で、唯一彼氏がいる、何となく器用な生き方を感じさせる女の子。
久保残雪|萩原利久さん
シーズン2でも、鳥への並々ならぬ関心は衰えることを知らないみたい。
順調にその道を究めようとしてる。
大学に入ったばかりの頃は、鳥への関心ばかりが目立ち、ちょっと変わった人風にも見えたというか、鳥以外のこととなると、何かとぎこちなかったのよね。
でも、あれから5年。いろんな経験を積んできたのよね。だから、前より、バランスがちょっと取れてきた感じがする。
でもタンチョウ推しの突然目の前に現れた女性に接する様は…やっぱり少し変わってるようにも見える
加瀬一馬|佐藤寛太さん
もう、りっぱな獣医師。
今は、お支払いいただく代金のこととか気にせずお世話に専念できていた学生時代が懐かしいって。
でもママ的にはちょっと好かんなあ…って感じ。
ちょっと早とちりはあったにしても、その聡里に向かって「相変わらず動物のことしか見てないんだね。もっと人に寄り添わないと」とかなんとか言ってるんだけど、ちょっと間違っただけであの言いようは、あんたの方こそ、人に寄り添うってどういうことなのか、ちょっと考えたらどうなのとか、思ってしまう。
さらに綾華や残雪と一緒にご飯食べる席でまで、まだ言ってるじゃない。
なんか、今の勤め先での人間関係云々とか言ってるみたいだけど、自分の中にそのわだかまりの種みたいなもの潜んでんじゃないのかしらって思うわ。
そもそも、聡里の初恋の対象だったって、自分気が付いてんのかしら。
まったく無神経に夏菜夏菜……ってなってたじゃない。
思い起こせば、聡里が初めてこの学校におばあちゃんとやってきたとき「ここの男子寮の寮長やってます」とか、なんか鼻につく登場のしかただったのを思い出すわ。
静原夏菜|石橋静河さん
夏菜さん、一馬君との距離がちょっと開き気味みたい。何かあったのかな?
まあ、もともと、どちらかと言えば一馬君の方が夏菜に寄って行ってたって雰囲気あったけど。
一馬君もそうだけど、ママ的にはまだまだ先輩面……っていうのが、見え隠れしていたシーズン1。
シーズン2の1話ではほとんど登場されなかったような……この夏菜さんと聡里との関係も、見逃せないところがあるから、ちょっとこの後のご登場に期待してます。
久恒先生|山崎静代さん
以前には一馬君がアルバイトで勤務していたナナカマド動物病院の院長。今は、聡里がアルバイト。
サークルで保護した犬や猫を無償で見てくれたりと、学生たちにとってはとっても頼れる存在。
一馬君が理想とする動物病院の在り方がここにあったのかもしれないわね。
そこで学ぶことが多かった一馬君にとっては、その他の病院の対応は受け入れがたいモノだったりするみたい。
でも、久恒先生が絶対に正しいというわけではないのよね。
命と向き合うことになるお仕事だから、正解はないところで、患者や飼い主さんたちとどのような距離で接するか。
久恒先生の対応もその中の一例に過ぎないのよね。
浅山香穂子|秋田汐梨さん
北農大学の3年生で、タンチョウに興味津々。
割と人見知りなママからすると、押しが同じというだけでいきなりあの距離感を生み出してしまうこの方の感覚はもう異次元。
残雪君がその距離感を受け入れてしまったのは、お年頃のせいなのか、あっけにとられたものなのか、或いは興味の対象以外全くその気がないから、あんな風に寄ってこられても何とも思わないのか。
1話
お母さんが拾ってきた猫。でも、もしその目の治療費に30万円かかりますっていわれたら。
お母さんの年金、いくらあるのかしらって、その息子さんじゃなくても気になるわよね。
もし、年金月5万円ですって言われたら。
お医者さんの立場になってみると、無償で治療とかしてたら、確かに病院が成り立たなくなってしまうようなところだってあるかもしれないわよね。
どこもが、久恒先生みたいにできるわけじゃない。
シーズン2は、シーズン1に比べると、答えのないところで何かに向き合うっていう、なんかとても重いというか、人生の難しさみたいなものをひしひし感じる。
きなこちゃんを見送る決断をしたお父さん。
そのご決断だって、かけてあげる言葉もなかなか見つからない。
どうしたもんじゃろのおと、困ったときにママはいつも心の中の神様に相談することにしてるので、聞いてみた。
神様の声なのか、そのタイミングでたまたまママが感じ、言葉にしただけのことなのかわからないけど、頭に思い浮かんだ言葉はこんな感じ。
そもそも、これが正解だと思って日常の中でいろんな決断をしてるけど、一つのことを除いて何一つ正解なんてないじゃない。
また忘れてたの?
正解だと思い込んでやってるだけで、何一つ正解なんてものはない。
何かの命に向き合い決断をしなければならないとき、どちらが正解だって悩んでるの?
そのことも日常の決断も、正解がないところで何かを判断しようとしていることに何の変りもないんだよって。
私があの時の聡里で、目の前に、キナコを見送る決断をしようとしているお父さんがいたなら、私にできることは、ただただ、キナコの一番の幸せを願い、それを神様にお願いすること。
私たちがこの世界に生まれてきて、なすべき事って、このこと以外にあったかしら。
このとき人がどちらかを選ぶ前、すでに、この世に生まれてきてなすべき”選択”はなされている。
だから、そこで自分がしたと思った決断のことで、色々と悩み苦しまないで。
その前に、”誰かの幸せを願い、それを神様にお願いした”という”正しい”選択を既にしているのだから。
そう言えば、シーズン1の最終話のタイトルは「奇跡」というのだった。
そこでは、生まれてくる命のことを奇跡と呼んでいたのかなって思ったんだけど、ママ的には、このシーズン2の1話にも奇跡が描かれていたように感じた。
人ができる唯一正しいコト。
それは、この物語の中で何度も言葉にされてるみたいに「寄り添う」優しい気持ち。
でも、神様は教えてくれた。
優しさは神様からのものだから、誰かにやさしくしたいときは、その前に必ず心の中の神様に、「優しくできますように」って語りかけないと優しくできないよって。神様の方を向いていないと優しくできないって。
きっと、聡里たちは、神様に願っていたんじゃないかな。
キナコが、安らかに平安の中に住まうことができますようにって。
その祈りが、安楽死選択の前にあったように感じた。
そこに神様からの奇跡があった証拠は、キナコのしっぽを通して、聡里たちの目の前に現わされたように思うの。


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