刑事フォイル 『臆病者』の相関図(2話)!キャストまとめと感想も

当ページのリンクには広告が含まれています。
スポンサーリンク

※この記事は作品のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。また、本文に記載している登場人物や物語に関する内容は、作品を視聴した上で筆者が感じたことを個人的な考察としてまとめたものです。公式設定や制作側の意図を解説するものではなく、一部内容が公式情報や一般的な解釈とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

※この記事(通算第2話)はNHK放映前後編でいうところの第3回(前編)、第4回(後編)に相当します。

第1話にもまして、なんだか切ない…

切なさは、フォイルの顔に、そして、あのひょうひょうとしたサムの涙となって表現されていたように思う。

今日はそんな第2話の登場人物について感じたことをつづってみました。

スポンサーリンク

スポンサーリンク
目次

『刑事フォイル 臆病者』2話 (シーズン1第2話)の相関図

印象に残った主要キャスト

エディス・ジョンストン

軍の近くで電話線を切断した女性。以前働いていたホテルは給料が安かったんだって。

そのため条件のいいホワイト・フェザーというホテルに転職。

このホテルの名前、The White Feather。

これが、この第2話の原題。日本語のタイトルは「臆病者」となってる。

White Featherという単語に臆病者という意味があるのかAIに聞いてみたら、なんと、あるんだって。

ホテルなのにネガティブな名前をつけちゃったのねって、多少疑問に思ったりもしたんだけど、なんか元々、闘鶏に使われる雄鶏の羽に白い羽が混じっていると、闘う能力が劣るとみなされたことに由来するんだそう。

そこから、白い羽根が「臆病者」の象徴になったんだって。

はあ、そうですか……って話なんだけど、だからなんで、ホテルの名前にそんなのつけたわけ?

ここにはAIはたどり着けないのよね。

まあ、フォイルやサムも首を傾げてたくらいだから、やっぱり、このホテルオーナー、変わり者なのかしら。

それとも、ドラマを制作した人たちの何か思惑みたいなものが込められていたのか、あるいは当時の世相みたいなものの中に、こんな言葉もあったというのを、このホテルの名前を使って表現してみたとか。

ただ、このドラマ第2話に限った話としてみるなら、それはおそらく、劣勢をささやかれる中で、敵側に寝返ろうとする小集団が集う場所として、ちょっと皮肉った名前をつけてみた……とか、そういうことなんじゃないかなって想像してる。

ガイ・スペンサー

フライデークラブを率いる存在ね。

自らを政治家と名乗ったりもするんだけど、物語の中で明かされた彼の過去には、詐欺や脅迫で逮捕された経歴もあったりするみたい。

でも、話術にはたけていて、人を瞬時に引き込むような力を持っているみたいね。

彼、結局、今回の第2話の中で何をやったかといえば、自らが率いるフライデークラブのための資金を信者から巻き上げ、加えて、国や国民の意思や意向が大きく影響を受けるかもしれない政治的操作を企て、自分が新しい体制の中で優位に立とうと目論んでいたみたい。

その企てのために、次に紹介するポール(刑事フォイルの相方)が使える男だった。

最初からポールを狙っていたわけではないと思うんだけど、たまたまポールに出くわすあたり、そういう引きの強さみたいなものは持っているのかな。

もう少し王道を歩けば、描かれたみたいに、ごくわずかな人たちの私欲を満たすだけの動きじゃなくて、本当に彼の周りにいた、つまりその国に住んでいた多くの人たちのために働くことができるような人物だったのかもしれないけど、私欲が勝ってしまったのかな……。

それにしても、金づると見定めるや、いとも簡単に財産の半分を差し出させてしまうとか……。この男の話術ってすごいのかも。

スポンサーリンク

ポール・ミルナー

ヘイスティングズ署の巡査部長。フォイルの同僚警察官だった。戦闘で足を負傷後、警察官に復帰。

彼、瀕死の重傷といっていいほどのけがから、見事に立ち直ったわよね。

フォイルが彼には目をかけていたのよね。

でも、今回の彼、フォイルを少し悲しませることになるの。

おそらく、フォイルにとっては「裏切り」ともとれる出来事だったと思うんだけど、今回のポールは、ちょっとそのあたりに関してやらかしてしまった感がある。

でも、彼、見事に立ち直ったって言ったけど、体に負った傷もそうだけど、心に負った傷も相当に大きかったように感じられる。

ママなんかには想像すらできない苦しみなんだと思う。

今回ね、ポールの奥さんが出てくるのね。

何とか生き延びて帰ってきた彼を、手放しで受け入れ、喜びを爆発させるものとばかり思い込んでいたんだけど、実際にはそうはいかなかったみたい。

傷ついた彼、元々とは違ってしまった彼を受け入れることができないみたいなの。

彼は、きっと、そんな様々な変化の中で、自分を真正面から受け入れてくれる人に、心がなびきやすいような状況になっていたのかもしれない。

アラン・フレミング(Colin Tierney)

ガイ・スペンサーの助手。スペンサーからは結構な信頼を勝ち得ているみたいね。

後半で明かされるんだけど、彼、潜入捜査してるのね。

だから、べったりと懐に入り込んでいるということみたい。

マーガレット・エリス

ホテル経営者で女性の方ね。

第一印象は別に悪くないんだけどなあ。

まあ、何かに心酔する人が悪い人というわけでは、もちろんないんでしょうけど、ぱっと見には、何かに心酔、取り憑かれているとか、そんな感じは受けなかったのよね。

でも、後に出てくるご主人からしたら、彼女、彼にとっては憎々しい存在だったっていうのよね……。

もしかすると、彼女こそが、White Featherだったってことなのかしら。

でも、6号室のお客様がお見えになったあたりから、ちょっと彼女の嫌な面が見えだしたわ。

アーサー・エリス

マーガレットとはできちゃった婚だったって語っていた時の彼、彼女のことはもちろん愛していただのなんだのと言っていたけど、結局、もうその時から、彼女のことは愛していなかったとか……そういうことなのかしら。

ロバート・ウールトン

6号室に宿泊した男性。拳銃所持。

この男性には似つかわしくないわね。

Wolfes Electricalって看板がかかったお店にいたわね。

フォイルにね、ウールトンというのは偽名でウルフだって言ってた。

名前からすると、彼自身のお店みたいね。電気店の親父さんってことなのかしら。

甥のイサクをフライデークラブの男に袋叩きにされたこともあるんだけど、それにもまして、ドイツで強制収容されてしまったウールトンのご両親のことを思っての憤りが、彼の心の中に渦巻いているのかもしれないわね。

ウールトンが甥ということは、強制収容されているのは、Wolfのご兄弟とかかもしれないわね。

ナチスに対する怒りが、それに迎合するスペンサーに向いていたということだと思う。

スポンサーリンク

スタンリー・エリス

マーガレットの息子。ホテルの手伝い。

って、こんな書き方するのもちょっとかわいそうよね。

そう、彼は先ほどのエリス夫妻の息子さん。

夫婦仲が悪いものだから、スタンリーは両親のことが嫌いって公言してる。かなりつらい立場に立たされてる。

フォイルは彼の行動を予測するのに、彼はフロイトのことを勉強してるっていう点から予測しようとしていたわね。

フロイトってよく聞くけど、どういう思想なのか、いまいちよくわかってなくて、AIに簡単に答えを求めたんだけど、この子がいうには、見つけられない答えを深く心の中を探ることで見つけていく……みたいなことを言ってた。

そういわれても??って感じなんだけど、映像から見る限り、彼は両親のもとで抑圧されまくっていたように感じたわ。

彼はきっと、自分はなんでこんな目に遭うんだろう、自分の両親はなんであんなふうに不仲なんだろう……そんなことを、自分や両親の心の奥底に眠る何かを解き明かして原因を知ることで、なんとか自分自身の気持ちに整理をつけようと頑張っていたんじゃないかしら。

そんなことを考えていたら、きっと、お母さんの考え方や行動については、とっても大きな疑問を感じるに至ったかもしれないわね。

なんで、あの得体のしれない小集団、フライデークラブなんかと付き合ってるんだ?

そこには何か怯えがあって、その怯えから逃れるすべを探しているに違いない……とかね。

もしかしたら、このスタンリーは、ご両親の心の弱さみたいなものに、フロイト式に考えを巡らした結果、たどり着いたのかもしれないなって思った。

彼には、その心の弱さをどう取り扱ったらいいのか、もちろんわからなかったんじゃないかな。

だから、その弱みに付け込んできたフライデークラブ、ガイ・スペンサーという男に、辛抱たまらずブチ切れてしまったのかも。

でも、フォイル的には、そんなふうに、今起きている事柄について、その原因を心の奥深くにまで探求していくこの子が、発砲事件なんか起こさないやろっていうふうに捉えていたみたい。

デイヴィッド・レーン

エディスの彼氏ね。

でも、エディスが変わってしまったって、彼、嘆いてた。

彼は真剣に彼女との結婚まで考えていたの。なのに、彼女は何かに取り憑かれたように……って。

まるで別人のようになってしまった彼女を、彼は今でも愛しているのよね。

何気にスルーしてしまいそうになるけど、これ、すごくないかしら。

自分の好みの彼女でなくなってしまったら、それでその関係もおしまい……ってことになるケースも多いんじゃないのかな。

結婚してるわけでもないのに、彼女のことを本当に心配しているデイヴィッドに、何か男気のようなものを感じるわ。

スポンサーリンク

イアン・レーン

デイヴィッドのお父さん。漁師さんみたいね。

この方もね、デイヴィッドに負けず劣らず、男気の塊みたいな方。

こうと決めたらなんとしてでもって、ものすごくまっすぐなものを感じるのよね。

イサク・ウールトン

先出のウルフさんの甥。フライデークラブのメンバーに袋叩きにされていた男性ね。

クリストファー・フォイル

彼ね、2話まで見てきて感じるのは、相手に多少の情みたいなものが湧いたとしても、彼が正しいと思う手順や決まりにはためらいなく従い、逮捕すべきものは淡々と逮捕する。

でも、そこで終わらないのが彼の魅力なのかもしれない。

逮捕って、容疑の段階でやってるのよね。

彼は、責任を持って、真実にたどり着くまで、その容疑者をむげには扱わない。

寄り添おうとする姿勢が見られるの。

懐はとてつもなく深い人なんじゃないかな。

時折、うっすら目に涙が浮かんでるように見えるのは、気のせいなのかな……。

でもね、時に、怪しい人物ではあるけど、実は無実だったって人のことも、犯人もしくは容疑者扱いで追いかけたりもするの。

このあたりの、「完璧ではない」彼の一面が、なんとなく愛おしくも感じられたり……。

アーネスト・バナーマン

有力者。

レディ・バナーマン

バナーマンの妻。

ローズマリー・ハーウッド

外務省高位職員。

ジェーン・ミルナー

ポール・ミルナーの妻。

以前とは体の状態が変わってしまったご主人を、丸ごと受け入れることができないみたい。

それは、ポールに対して嫌味とも聞こえる言葉になったり、彼と目を合わせることができなくなっていたりと……。

二人にとって、その関係は観ていても痛々しく感じられるものになってしまったみたい。

1回目に観た時にはね、ひどい奥さん!とかって思ってしまったんだけど、きっと、そんな単純な心の状態ではないのよね。

周りの世界は敵からの脅威に脅かされてる。それだけでも正気を保つのは難しくなるかもしれない。

それに加えて……その敵からの脅威を受けた結果が、目の前にご主人の体を通して見せつけられてしまうんだから。

「義足、寝室に置かないでね……」とかいう言葉も、もしかしたら、恐怖に耐えきれず出てきてしまうのかもしれないわね。

あの当時のあの状況で、この奥様を責めることはできないなあって、そんなふうに感じてきた。

それでも何とか……って期待するんだけど、ちょっと無理かな……。

ポール・ミルナー

フォイルに声をかけてもらって、現在の警察官として復職できたのに、今回、意図的ではないにしても、フォイルを大きく傷つけてしまった。

本人はフォイルを裏切るつもりはもちろんなかったと思うんだけど、今回の黒幕に、フォイルの息子の居所とかしゃべってしまったのよね。

思慮深く、割と緻密っぽく見えて、ポカーンと抜け落ちるところがあるように感じるのよね。

これも、戦争で何かを失ったためにできた、心や思考の中の穴みたいなものなのかな。

もしかして、妻のジェーンは、彼の中に、単に肉体の一部を失ったというだけでなく、それ以外にも何か変化を感じてしまってるとか、そういうことがあったりするのかな。

でも、やっぱり、極限状態の中に置かれて、人に思いやりの心を持って……とかいうのは、今の彼にはちょっと難しいのかもしれないわね。

すると、やっぱりそこには「愛がない」っていうことになって、相手の中に「愛」を期待する妻からすると、今のポールは彼女が愛を求める対象にはなっていないのかもしれないわね。

スポンサーリンク

視聴後の感想など

結局、誰がWhite Feather(臆病者)だったのかしら。

ママ的には、複数の人たちの中にそんなことを感じたんだけど、その中心にいたのが、もしかするとホテル経営者のマーガレット・エリスだったのかもって気がした。

彼女、子どもを身ごもったときから、もしかすると後の旦那となるアーサーからも、ある意味、見放されていたのかもしれないわね。

彼女の臆病風のせいで、類が友を呼んで、似た要素を持つ人たちをあのホテルに引き寄せてきたっていうイメージが、ママの頭の中に浮かび上がった。

臆病は時に狂気となって、周りに影響しだすことがあるのかもしれない。

電話線を切断した彼女は、その犠牲者だったのかもしれない。

同じ状況に立たされても、怯えない人、例えばフォイルのような人と、逆に怯え倒してしまうマーガレット・エリスのような人。いったい何が違うのかなって、ちょっと頭の中を整理してみた。

答えは割と明白だった(とママは思った)。

フォイルをはじめ、恐れに押しつぶされなかった人たちというのは、いつも「誰かのため」ということに意識が向いていたのよね。

誰かのためを思うというのは、実はその心は神様の方に向かってる。

この第2話の中で牧師さんが言っていたわよね。

この難局に立ち向かっていく勇気みたいなものを賜るとかなんとか。

牧師さんは、わかりやすく、神に祈ってそこから勇気をいただきなさいって説いたんだと思うんだけど、何も、教会に行って神様の像みたいなものに向かってお祈りするだけが、勇気をいただくすべではないのよね。

誰かを大切に思うとき、その時、心は神様の方を向いているんだって。

フライデークラブの人たちというのは、自分たちのことばかりを考えていたのは明白。

そこに勇気はやってこない。

やっぱり勇気は、誰かのことを大切に思って、優しくしたときにやってくるもの。

今、こうして言葉にしてみて、なるほど、あのシーンがこの第2話の中で一番心に響いてきた理由がわかったような気がした。

ママが、この第2話の中で心をグラグラに動かされたのは、やっぱりあの船乗りたちの雄姿と、そこに立って、彼らに向かって敬意を払い敬礼していたサム、そして、彼らを感謝、尊敬、言葉にできないような敬意をもって見つめていたフォイル。

彼らの姿の中に、何かものすごく揺さぶられるものを感じたの。

スポンサーリンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

スポンサーリンク

コメント

コメントする

コメントに日本語が含まれない場合は表示できません(スパム対策)

目次